★★ 指導者技能研修会 (ロープワークの指導法研究会) ★★

 春が近づいてきた2008年3月9日日曜日の9時15分から12時30分までの間、「ロープワークの指導法研究会」と称した指導者技能研修会を地蔵山野営場にて開催いたしました。

 今回は、日本連盟リーダートレーナーで、結びの達人でもある小暮幹雄さんを講師に招き、八王子地区内の各団(隊)指導者15名が参加され、「ロープワークを分かりやすく・楽しく、スカウト達に指導するには?」をテーマに、ロープワークの指導法を様々な視点から研究しました。
 参加者は、自分達も楽しみながら、時には真剣に取り組みながら、和やかな雰囲気の中研究会は終了しました。


 研究会の前半は、ロープワークの教え方の基礎知識から講義に入りました。まず、講師の小暮幹雄さんが「ボーイスカウトで何故ロープワークを必要としているのか?」という質問のあと、「ロープワークは『ちかい』と『おきて』の実践のために必要な技能の一つです。」という説明がありました。
 その後、カブスカウトで履修する「なわ結び」を分かりやすく教えるためのコツについて、「スカウトと一緒に声を出しながら教える。」や「我々が、スカウト達と同じ方向を向いてあげると、彼らは理解しやすくなります。」などのアドバイスを受けながら、参加者の皆さんは実践しながら学んでいました。

研究会の導入 その1 研究会の導入 その2
研究会の導入です。「ロープワークは、『ちかい』と『おきて』の実践のために必要な技能の一つです。」
声を出しながら教える その1 声を出しながら教える その2
声を出しながら教えるための練習の様子です。 慣れないせいか、とまどい気味の参加者達です。
ふた結びの教え方 その1 ふた結びの教え方 その2
小暮講師によるふた結びの教え方です。 参加者達もふた結びの教え方を実践中です。

 研究会の後半は、野外で使うロープワークの教え方についての講義が主体となりました。講師の小暮幹雄さんが「教え方に一つ工夫を加えたり、ゲーム方式を取り入れることで、スカウト達は楽しく覚えてもらえます。」というお話しをされました。また、ロープの取り扱い方についてもアドバイスがありました。研究会の最後は、参加者のリクエストで「かきね結び」を練習しました。
 研究会の最後は、「ロープワークは、まず我々指導者が実践し、次にスカウトにやらせてみて、出来たら褒めてあげることが大事です。」という小暮幹雄さんの言葉で締めくくりました。

ねじ結びの教え方 その1 ねじ結びの教え方 その2
ねじ結びです。講師の手の動きは無駄がありません。 一つ工夫を加えてあげることで、楽しんで覚えられます。
かきね結び その1 かきね結び その2
かきね結びの実践です。皆さん真剣です。 講師の手の動きを盗もうと、真剣そのものです。
かきね結び その3 研究会のまとめの様子
結びが出来た人は、早速別の人に教えてます。 研究会のまとめの様子です。

「ロープワークの指導法研究会」の様子を紙面でご覧になれます。 (PDFファイル:約0.5MB) ファイル

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